【報告】世界最小と最大のプラネタリウム
名古屋市科学館の建物の象徴的な球体をデザインモチーフに、天文時計を専門とするオランダの高級ブランドChristiaan Van der Klaauw社(CVDK社)が制作した名古屋市科学館モデルの腕時計があります。2024年11月2日にそのうちの1本をご寄贈いただきました。
腕時計の盤面には太陽系のモデルとカレンダーが作りこまれており、時刻と共に、土星までの6惑星の位置と日付を常に表示しています。まさに世界最小のプラネタリウムなのです。さらにケース裏面には「名古屋市科学館」と「プラネタリウム100周年」の文字が英語で刻まれています。
表だけではなく鏡越しにですが、美しい裏面もご覧いただけるようになっています。隣のモニターに表示される図や拡大写真と見比べつつ、世界最小のプラネタリウムをお楽しみいただけます。この展示は常設になりましたので、これからもずっとご覧いただけます。

日程:2024/11/02 ~ 2025/05/31
主催:名古屋市科学館
会場:名古屋市科学館 天文館5F展示室
【報告】グッズ「キトラ古墳天文図・星宿早見箱」製作
奈良県明日香村にあるキトラ古墳では極彩色の壁画が発見され、天井には日本天文遺産および国宝に指定されている「天文図」がある。
文化庁、京都大学、民間企業との連携にてこの天文図を活用した星座早見箱を製作した。
予想以上の反響があり、歴史ファン、天文ファンに人気となる作品となった。

日程:2023/10/01 ~ 2025/05/31
主催:国営飛鳥歴史公園 飛鳥管理センター
会場:国営飛鳥歴史公園
【報告】プラネタリウム番組「ゲゲゲの鬼太郎~河童のテラフォーミング~」
「プラネタリウム100周年記念」と「水木しげる生誕100周年」の記念企画としてゲゲゲの鬼太郎のプラネタリウム番組を制作。宇宙への夢を抱き、宇宙飛行士を目指す河童の様子を描いています。
2023年の公開時は全国11館で公開記念のフェスティバル上映を実施。多くの館で満席を記録するなど大変な賑わいをみせました。
その後も全国のプラネタリウム館で上映され、子どもたちに宇宙、そしてプラネタリウムの魅力を伝えてきました。

日程:2023/09/02 ~ 2025/03/31
主催:株式会社D&Dピクチャーズ
会場:全国の科学館・博物館のプラネタリウム施設
【報告】みんなが知りたいシリーズ⑳ プラネタリウムの疑問50 書籍発行
プラネタリウムについての知識、雑学などを図や写真とともに、Q&A形式でわかりやすく解説する書籍を発行することで、プラネタリウムの振興・普及を図る。全国の書店、ネット書店等での販売(現在も継続して販売中)した。また、公共図書館にも多部数を蔵書していただき、多くの読者の目に触れる機会を提供した。
日程:2023/07/18 ~ 2025/05/31
主催:株式会社成山堂書店
会場:株式会社成山堂書店、一般書店、ネット書店
【報告】特別展「プラネタリウム100周年×シゴセンジャー20周年」
未来のプラネタリウムについてのアイディアや、プラネタリウム100周年の当館での取り組みを紹介しました。また、シゴセンジャーのコーナーでは、今年20周年を迎えるシゴセンジャーの活躍を写真や映像で振り返りました。
シゴセンジャーのグッズ案を募集したところ、たくさんのアイディアが集まりました。

日程:2025/04/12 ~ 2025/05/31
主催:明石市立天文科学館
会場:明石市立天文科学館 3階特別展示室
【報告】プラネタリウム 時間、空間を超える小宇宙
佐賀県立宇宙科学館様のオリジナル番組として制作した「プラネタリウム 時間、空間を超える小宇宙」。
本番組は、プラネタリウムの歴史を紀元前からさかのぼり、人々の宇宙への探求・解明の歴史を紹介することで、天文の魅力を伝えることを目的として制作されました。プラネタリウムの誕生から天動説・地動説への変遷を紹介するとともに、人類の宇宙への探求の歴史を紐解きます。
2022年6月から2025年5月までに全国8館で上映され、子供から年配の方まで幅広い年齢層の方達にご覧いただき大変盛況となりました。多くの方に、プラネタリウムや天文について知っていただき、興味をもっていただく良い機会となったのではないかと感じております。
今後も番組制作を通じて、宇宙・天文分野の普及に努めてまいります。

日程:2022/06/01 ~ 2025/03/31
主催:佐賀県立宇宙科学館
会場:全国のプラネタリウム施設
【報告】大阪市立科学館オリジナルノート及びクリアファイル製作

日程:2023/05/01 ~ 2025/05/31
主催:大阪市立科学館
会場:大阪市立科学館
【報告】ミニブック「大阪のプラネタリウムことはじめ」の制作

日程:2023/09/16 ~ 2025/05/31
主催:大阪市立科学館
会場:大阪市立科学館
【報告】コニカミノルタプラネタリウム最古の現存機器 山陽小野田市「MS-10」初号機(未来技術遺産認定)の公開展示
プラネタリアTOKYO(有楽町)では、プラネタリウム100周年記念事業公認企画として、現存するコニカミノルタ製最古のプラネタリウム「ミノルタプラネタリウム MS-10」1号機の公開展示を2023年10月6日(金)より開催しました。
MS-10は、ミノルタカメラ株式会社のプラネタリウム部門(現:コニカミノルタプラネタリウム株式会社)が初めて量産品として開発したプラネタリウムで、合計58台が生産されたうち、1966年に山口県山陽町(現:山陽小野田市)に1号機が設置されました。山陽小野田市青年の家・天文館は1966(昭和41)年に開館し、57年間の歴史があるプラネタリウムでしたが、建物や設備の老朽化により閉館となり、プラネタリウムの投映事業は2023年3月で終了となりました。
この貴重なMS-10 1号機を山陽小野田市のご厚意により引き取り、今回の展示となりました。この機器は、2021年に科学技術の発達史上で重要な成果を示す資料として、国立科学博物館の「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されています。展示公開後、プラネタリアTOKYOを訪れた多くの方々の目に触れ、現在も同施設DOME2のホワイエで恒久展示されています。

日程:2023/10/06 ~ 2025/05/31
主催:コニカミノルタプラネタリウム株式会社
会場:コニカミノルタ プラネタリアTOKYO
URL:https://planetarium.konicaminolta.jp/event/2023ms10/
(この記事はJPAプラネタリウム100周年記念事業公認企画を実施された皆様からの実施報告をもとに作成しています。)
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