【報告】星空トークショー 「プラネタリウムと星座誕生物語」

講師に天文研究家の浅田英夫氏を招き、夏~秋に見られる星座や星について浅田氏に解説していただいた後、パワーポイントを用いて「プラネタリウム」と「星座誕生の物語」について講演していただいた。
前半は「プラネタリウム生誕100周年」とし、1923年10月21日にドイツ博物館のプラネタリウムが初公開されてから、来る2023年10月21日で100年目の節目となることや当館のプラネタリウムの歴史や投影システムについても解説した。
後半は「星座誕生物語」とし、星座はいつ・どこで生まれたのか?プトレマイオスの48星座、星座乱立時代現在の88星座に国際的に統一されるまでの過程などについて、子どもが飽きないようにとクイズを交えて解説した。
今回の参加者は、圧倒的に大人が多く、子供は数名程度であった。アンケートからは、「星座誕生の歴史を知ることができてよかった」、「ゆっくり星空を眺めることができた」、「プラネタリウムがいつの間にか映像上映のようになってしまったことに残念に思っていましたが、今日はたっぷり星座の話が聞けて大満足でした。」など、満足度が高いものとなった。

日程:2023/10/14 ~ 2023/10/14
主催:山梨県立科学館
会場:山梨県立科学館 スペースシアター


【報告】星に歌えば—星つむぎの歌15周年記念コンサート

「星つむぎの歌」は、みんなで星を見上げて、そこで感じることを言葉にし、それをつむいで一つの歌をつくろう、と全国に呼びかけてつくった歌です。
2007年に、山梨県立科学館を中心とする星つむぎの歌実行委員会が主体となってプロジェクトがはじまり、2008年に完成、土井隆雄宇宙飛行士を通じて、スペースシャトル経由、宇宙と世界に響いた歌になりました。その歌が完成して、15年を記念したイベントでした。内容は以下の通りです。
最後の合唱は、県内の高校生140名、星つむぎの村の村人、山の都ふれあいコンサートのみなさんとあわせて、200名ほどがステージにあがり、加えて、なかなか外出困難な闘病中の仲間や、在宅でケアを受けている星の寺子屋の子どもたちもオンラインで参加しました。
みんなで星を見上げて歌うことのすばらしさを実感できたイベントでした。youtubeに合唱をアップしているので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/f8fjBQqpJH4
2023年9月24日
YCC県民文化ホール(山梨県県民文化ホール)大ホール
星つむぎの歌15周年記念コンサート「星に歌えば」
第一部
覚 和歌子・丸尾めぐみ 「ヤーチャイカ」(リーディング&ピアノ)
高橋真理子 プラネタリウム
土井隆雄・覚・高橋 星つむぎの歌や宇宙についてトーク
ともっち 星つむぎの歌演奏
杉山悠美・鈴木律子 星つむぎの歌手話ワークショップ
第二部
覚 和歌子・丸尾めぐみ 「星つむぎの歌」絵本 リーディング&ピアノ
星つむぎの歌合唱
アンコール
ほしぞらとてのひらと(作詞:覚 和歌子、作曲:丸尾めぐみ)

日程:2023/09/24 ~ 2023/09/24
主催:一般社団法人星つむぎの村、アドブレーン・共立・NTT-F共同事業体
会場:YCC県民文化ホール(山梨県県民文化ほーる)
URL:https://youtu.be/f8fjBQqpJH4


【報告】プラネタリウム100周年記念ツアー付特別投影

ドームでプラネタリウムの機能を存分に使った投影を見ていただき、プラネタリウムの歴史についてもお話した後、2階に展示しているカールツァイスⅣ型機の解説、12階に展示している旧五島プラネタリウムの投影機器や初公開の旧五島プラネタリウムで実際に使っていたパノラマ、東日天文館の貴重な資料についての解説を、ツアー参加者に行いました。
お客様が興味深そうに話を聞かれていましたので、楽しんでいただけたようです。また少しだけ屋上スペースで空を眺めていただきました。ちょうど月が南の空に出ていましたので、皆様写真を撮ったり、楽しんでいらっしゃいました。

日程:2023/10/22 ~ 2023/10/22
主催:コスモプラネタリウム渋谷
会場:コスモプラネタリウム渋谷
URL:https://shibu-cul.jp/event/17206


【報告】プラネタリウム100周年記念イベント

10/21のJPA共通コンテンツの前の時間帯で、北九州市にあった古いプラネタリウムについて紹介しました。
無料ということもあり、インターネット予約では701名の応募があり、大変反響の大きいイベントとなりました。
名古屋市科学館・毛利様より提供いただいたパノラマ画像を利用させていただき、100年前の星空を楽しんでいただけたようです。

日程:2023/10/21 ~ 2023/10/21
主催:スペースLABO(北九州市科学館)
会場:スペースLABO(北九州市科学館)


【報告】スペシャルナイト「プラネタリウム100周年記念イベント」

スペシャルナイト「プラネタリウム100周年記念イベント」と題し、18時30分~20時の1時間半、プラネタリウムでのスペシャルイベントを開催した。
内容としては、以下の3部構成で実施した。
①18:30~19:00
当館の前身である電気科学館時代のお話と現在のプラネタリウムの紹介
②19:00~19:45
全国一斉プラネタリウム100周年記念イベントに参加
③19:45~20:00
電気科学館時代の昭和レトロ風解説を再現。
全国一斉イベントにつなぐ直前には、「プラネタリウム100周年記念トレーラー」(全国版ドーム映像)を上映し、全国には数多くのプラネタリウム施設があることを紹介し、全国の施設とオンラインでつないで、みんなで100周年をお祝いするイベントの導入とした。
全国一斉イベントの中では、当館の嘉数学芸員が日本初のプラネタリウム投影機(カールツアイスⅡ型)の前から生中継を行った。また100年前のドイツの星空を再現する場面では、当館の参加者には一度目を閉じてもらい、カウントダウン後、目を開けていただいて100年前の星空をご覧いただいた。
100年前のドイツの星空を嘉数学芸員が解説し、続いて1937年3月13日、大阪市立電気科学館が開館した日の星空へとプラネタリウムを動かし、電気科学館時代の昭和レトロ風解説を行った。
今回のイベントでは、定員250名のチケットは早々に完売し、当日の参加者も232名と参加率もかなり良かった。参加者アンケートでは、イベントに参加して”とてもよかった”が87%、”よかった”が9%で、95%以上の人から好評を得た。
良かった点としては、ドイツからの生中継、他施設とオンラインでつないだこと、プラネタリウムの歴史を感じられたこと、全国のみんなで100年前の星空を見あげたこと、電気科学館時代の昭和レトロ風解説を聞けたこと、などの声が複数あった。

日程:2023/10/21 ~ 2023/10/21
主催:大阪市立科学館
会場:大阪市立科学館


【報告】企画展「プラネタリウム絵画展」

プラネタリウム誕生100周年を福井市民に認知してもらうため、絵画展を行いました。
 夏休み期間の課題としても取り組みやすいように、募集は夏休み期間に、展示は秋休みを含む時期に行いました。「ふくいとプラネタリウム部門」「未来のプラネタリウム部門」の2部門で、福井市内の小学生を中心に合計83点の応募がありました。
部門ごとに大賞を選出し、また部門を問わず「セーレンプラネット賞」「福井市自然史博物館賞」「審査員特別賞」をそれぞれ1名選定し、表彰しました。
「ふくいとプラネタリウム部門」は、恐竜や海、眼鏡など福井を連想させるものと一緒にプラネタリウムや星空が描かれた作品が集まりました。
「未来のプラネタリウム部門」では、これから100年後のプラネタリウムを想像した作品を募集しました。時間や空間を超えて星空を楽しめるプラネタリウムの作品が集まりました。
展示期間中は応募してくださった児童さんやその家族、福井への観光利用の方々などが鑑賞されました。
また福井市教育委員会にも後援をうけ、審査や表彰式では福井市自然史博物館、福井市美術館にも協力をしていただきました。

日程:2023/09/16 ~ 2023/10/22
主催:福井市自然史博物館分館(セーレンプラネット)
会場:福井市自然史博物館分館(セーレンプラネット) 多目的室


【報告】プラネタリウム観覧体験会

イベントでは、プラネタリウム100周年記念プロモーション動画を上映させていただきましたが、非常に好評で、プラネタリウムの歴史を少しでも知れたことを喜ぶ声が多数寄せられました。また、観覧体験会というタイトルや所要時間の短さからか、普段入場されない小さなお子様連れのご家族もたくさん入場され、「思いのほか暗くても大丈夫そうだった」「次回は通常番組を見たい」「晴れたら星を見ようと思う」など次の観覧や星に対する興味喚起につながったような感想も多々いただきました。

日程:2023/10/01 ~ 2023/11/12
主催:新潟県立自然科学館
会場:新潟県立自然科学館 プラネタリウム


【報告】科学館オリジナルステッカープレゼント

通常投映をご覧になったお客様に当館の投映機のシルエットやプラネタリウム100周年記念ロゴなどをあしらったオリジナルステッカーを配布しました。
ステッカーを受け取って初めてプラネタリウム100周年を知り驚かれる方も多数いらっしゃり、本イベントを通して、多くの方にプラネタリウム100周年という事実を知っていただけたと感じます。プラネタリウムがお好きで巡ってらっしゃるのかなとお見受けする方もたくさん来館してくださり、うれしい限りです。ステッカーと投映機を一緒に撮影されている方も多数見受けられました。

日程:2023/10/21 ~ 2023/11/18
主催:新潟県立自然科学館
会場:新潟県立自然科学館 プラネタリウム


【報告】投影番組「planetarian~ちいさなほしのゆめ~プラネタリウム特別版」

2日間開催し、各日投影時間を昼と夕方と変更して投影しました。両日100名を超えましたが、日曜日は16時という最終回の投影時間のため、普段ではなかなか集まらない数で、映画の人気ぶりを感じることができました。投影の1週間前からキャラクターの等身大パネルを設置していましたが、キャラクターをしらない年代の子供たちも興味を持ち、一緒に写真撮影をしてくれていました。長年のファンだけでなく、新しいお客様にも投影を楽しんでいただけたようです。

日程:2023/10/28 ~ 2023/10/29
主催:ギャラクシティ まるちたいけんドーム
会場:ギャラクシティ まるちたいけんドーム


【報告】令和5年度 旭川市科学館企画展「プラネタリウム100周年記念展」

近代的な光学式プラネタリウムは、1923年にドイツのカールツァイス社で誕生し、同年10月21日ドイツ博物館で関係者に試験公開されてから、生誕100年目に当たる。また、旭川市においては、旧青少年科学館時代には、ツァイスイエナ社製ZKP1型が導入され、科学館サイパルにおいてもカールツァイス社製STARMASTER ZMPが稼働中であり、投影開始から60年目に当たることから、プラネタリウムの価値と魅力を多くの人に広めることを目的とした企画展を開催した。

日程:2023/07/15 ~ 2023/10/22
主催:企画展開催実行委員会
会場:旭川市科学館


【報告】世界のプラネタリウム巡り 世界の100選~1980年代から巡った世界のプラネタリウムの印象~

ギャラクシティのプラネタリウム100周年記念の企画として、「プラネタリウム」にまつわる講演会を行った。当館解説員の田部一志がその豊富な経験や知識、プラネタリウムでの体験を語った。各地で撮影された貴重な写真も多く、アンケートには好意的な意見、第二弾を希望する声があった。

日程:2023/10/28 ~ 2023/10/28
主催:ギャラクシティ まるちたいけんドーム
会場:ギャラクシティ まるちたいけんドーム


【報告】番組投影「宇宙の模型 プラネタリウム誕生物語」

プラネタリウム100周年の為に制作された「宇宙の模型」を投影しました。2日間のイベント投影として「planetarian~ちいさなほしのゆめ~」との2本立てが出来るよう企画しました。渋谷のプラネタリウムでの公開後、更に映像を編集し、暗部がより見やすく、再現された投影機の姿をお客様に見ていただけました。28日は特に映像番組2本立ての後に、当館スタッフによる世界や日本のプラネタリウムを巡る講演会があり、「プラネタリウム」尽くしのイベントとなりました。

日程:2023/10/28 ~ 2023/10/29
主催:ギャラクシティ まるちたいけんドーム
会場:ギャラクシティ まるちたいけんドーム


(この記事はJPAプラネタリウム100周年記念事業公認企画を実施された皆様からの実施報告をもとに作成しています。)